サッカー

バルサはレアルに研究されている

朝起きて身支度、朝飯の間にスペイン・スーパーカップの決勝戦「バルサ対レアル」を少し見た。ベルナベウでの第1戦は2−2の引き分け、カンプノウでの第2戦で決まる。レアルが前からのプレスとボールを奪った瞬間の動き出し、デマリア、ロナウド、エジルら…

松田選手考(5)〜経緯について

経緯については、クラブのHPに掲載されている。松本山雅FC 11/08/02 松田選手の容体について http://www.yamaga-fc.com/news/2011/08/02/1312284210539.html 9時42分 ランニング開始 9時57分 ランニング終了 9時58分 脈拍を測りながらストレッチ…

松田選手考(4)〜カズ選手の見方

日経新聞のスポーツ版にカズ選手が『サッカー人として』を定期的に寄稿している。「マツが残した ぎらつき」(8/12)では、松田選手について興味深い挿話を展開している。『「いいFW?たいしたことねえよ」と思える余裕があるから、外国人FWとも駆け引き…

松田選手考(3)〜成熟への道とは? 秋田選手とカズ選手

日本代表のディフェンス陣のなかでも、攻撃的センスをもち、ポストプレーも可能なスタイルを持つ。全盛期のマリノス時代、公判で得点は欲しいときの攻撃参加をみていると、FWでも十分にプレーできることがよくわかる。しかし、ディフェンスの攻撃能力とし…

松田選手考(2)成熟への道を歩めずに身を滅ぼす

昨日、健康管理の問題を述べた。これはテンツバであって、直ちに筆者自らを含めてサッカー選手を辞任するすべての人に問題として跳ね返ってくる。健康管理の問題は体だけではなく、心身の問題であるからだ。この視点から言えば、松田選手は人生航路のなかで…

松田選手考(1)サッカー選手の健康管理

今年、横浜マリノスから戦力外通知を受け、JFLのチームに移籍していた松田選手が練習中に倒れ、その後、死亡した。急死である。筆者の少年サッカーコーチの仲間で、50歳過ぎで急死した方がふたりいる。二人ともにサッカー指導の後の会合の席でのことで…

澤選手の決勝戦同点ゴール〜からだのバランス

先に述べたメキシコ戦と同じように、コーナーキックに対して、ニアよりもさらに外側へ走りこんで、右足のアウトサイドかあるいはヒールとも思えるシュートであった。メキシコ戦はヘディングであったが、それよりもボールが低く、処理は難しい面があった。そ…

澤選手のヘディングシュート〜W-cupメキシコ戦

これだけの技術・戦術をもっている選手は、そんなにいないだろう。 報知新聞 沢、ハットでなでしこ8強! 釜本超え代表78ゴール…女子W杯 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20110702-OHT1T00044.htm?from=related走り出しから相手の前へ出る…

バルセロナFCの勝利 欧州CL決勝戦

欧州チャンピオンズリーグ決勝 バルセロナ3─1マンチェスターU (28日、ロンドン・ウェンブリー競技場)前半10分までは、マンUが積極的なボール奪取を試みて押し気味に試合を進め、これは!と思わせた。しかし、バルサがボールを収めて、素早い判断と…

シュートはゴールへのスルーパス!

ヨーロッパチャンピオンズリーグの準決勝、バルサ対レアルでバルサのメッシが4人抜きのドリブルで2点目を決めた。このときのシュートをみて「シュートはゴールへのスルーパス!」と感じた。確か、ジーコだと思うが、「シュートはゴールへのパス」と言った…

クライフの「公共善」とソシオ・バルサ

前回、クライフの追求したことは、サッカーにおける「公共善」と書いた。 http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/201101091974年のワールドカップ西ドイツ大会での勝利者は開催国の西ドイツであったが、その後に語り継がれたのは、彼が言うように、トータルサッ…

サッカーにおける公共善〜クライフの追求したこと〜

正月の「WOWOW」でワールドカップ南アフリカ大会監督・岡田武史氏とヨハン・クライフ氏との会談が放映された。岡田氏がクライフ氏から何かを聞き出そうという企画のようにみえた。クライフ氏の話したことは、これまでの彼の語録と全く同じと言ってよい…

「スペインはパスサッカー」への疑問

これはパスの定義と関連する。 『パスとはシュートをするのに有利な味方にボールをつなげること』 http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20100712 ここで攻撃の目的はシュートへ結びつけることである。従って、定義をするのであれば、 スペインサッカーは、 『…

友情 イニエスタ選手 W杯決勝

いつものように朝起きてテレビを見たら、丁度、決勝点の場面であった。ラッキー! 地味にみえるイニエスタが興奮したかのようであったが、喜んでユニフォームを脱いで警告か、と思ったが、そうではなかった。 亡き友にたいする友情の表現であった。決勝点の…

パスとはシュートをするのに有利な味方にボールをつなげること

W杯のスペイン優勝はパスの考え方を改めて知らしめた。それを具現化したところが凄いところである。 シャビ、イニエスタを中心とした中盤のパスワークは細かいところで小さい意外性をふんだんに含んでいる。敵と敵との間を通し前の味方へと繋げる。そこでペ…

W杯での審判の対照性〜ゲームコントロールと大誤審の関係〜

筆者も少年サッカーのコーチで何百回も審判をしている。誤審は数知れず…ある。であるから、迂闊に審判を批判できないという感覚が身に付いている。 これは感覚的な仮説で、分析はできなていないが、今回のW杯で、「見事に試合をコントロール」と「例の大誤…

W杯・日本に関する仮説、専門家の分析と一致

試合をみただけの直感的な仮説 「メルマガ 仮説・インテリジェンスの勝利〜W杯予選・日本〜 第129号 2010/7/3」 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/images/mail_magazine/129.html 1.問題の所在 2.「ノーチョイス」と「インテリジェンスの効果」 3.「…

 PK戦は必ず失敗の犠牲者が出る

W杯のパラグアイ戦・駒野選手を例に出すまでもなく、制度的な必然である。そこで、規定の5名を越えると蹴る選手へのプレッシャーは尚更大きい。 試合終了後のインタビューで駒野選手は出てこなかったように思う。これは回りが気にかけたのかもしれないが、…

仮説・インテリジェンスの勝利3〜W杯予選の日本〜

5/24 キリン杯 日本 ●0―2 韓国 これが戦略を確定させた。その意味で「専守防衛」はノーチョイスであった。それを確かめたのが、 5/30 強化試合 日本 ●1―2 イングランドおまけが付いた。日本の1点目。 ツーリオの得点は意表をついてコーナーキックからのグラ…

仮説・インテリジェンスの勝利2〜W杯予選の日本〜

インテリジェンス及ばず。日本 引分・PK負。柳の下に何匹もドジョウはいなかった。弱いチームが負けないためにはインテリジェンスに基づいた作戦を徹底することが必要だが、自ずと守ることに意識がいき、後は一発反撃速攻にかけることになる。パラグアイに…

仮説・インテリジェンスの勝利1〜W杯予選の日本〜

1−0 カメルーン 0−1 オランダ 3−1 デンマーク 突然変異のように変った日本、これはW杯が始まる前の練習試合・イングランド戦を境に作戦が変ったことによるように見える。何がどう変えたのか? 日本チームのインテリジェンスを支えているぎサッカー協…

はなやかなカメルーンチーム

サッカーから離れても何か引きつける魅力を持つ。これがカメルーンチーム!

走り方の基本 サッカー教室

初めて写真を掲載するが…遅い選手は膝が立っている状態、少し膝をリラックスさせると伸ばす方の足も膝が曲がる…当然だが。 朝日新聞より

欧州サッカー、相手をだますことはゲーム茶飯事

遠藤選手の“コロコロPK”は絶品との評判が高い。 http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080611 結局、いかにGKのタイミングを外すか、いかにだますか、である。 ゲーム中においても遠藤選手の判断能力は高い。PKのアナロジーであろう。 ところで、最近の…

日本サッカーの得点力〜日本対ナイジェリア〜

得点力不足と言われて40年。オーバーに言えばである。 1964年東京オリンピックではアルゼンチンに3−2で勝ってベスト8に残った。よく考えれば勝ったのはこの1試合だけで、あとはガーナに1−2、準々決勝のチェコ、順に決定戦のユーゴには本場のヨーロッ…

ユーロサッカー総集編 冷静に興奮をまとめている

ようやく総集編にありついた。技術と戦術の粋が集められたゴールシーンが展開された。 その中で、各チームの監督たちの哲学的な話が冴えていた。タイムアップ寸前の得点で逆転劇を演じていたトルコ、オランダを破ったロシア、そして創造的なパスワークを展開…

川崎市の地域クラブ出身の選手、なでしこジャパンとして北京五輪へ出場

日本サッカー協会は8日、北京五輪に出場する日本女子代表(なでしこジャパン)選手18人発表した。以下の通り。 ▽GK 福元、海堀 ▽DF 池田、近賀、岩清水、柳田、安藤、矢野 ▽MF 加藤、沢、宇津木、原、阪口、宮間 ▽FW 荒川、大野、永里優、丸山 宇…

スペインサッカーの見事な中盤

ユーロの決勝戦をようやく見ることができた。 シャビ、イニエスタを中心とする中盤でのボール支配、どこにボールを運び、どこにボールを出すのか予測をさせないボールキープとそのさばき、新たな戦略を創造しつつあるとも言える。 ドイツの中盤は体の向きか…

遠藤選手のコロコロPK

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ちょっとマッタ!川崎市住民投票条例・市長案」 「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」 http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/ 詳しくは、 http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/01_jyuum…

サッカー・岡田ジャパンの初戦 日本人の律儀さ

対チリ戦の前半をテレビ観戦。 チリは若手。個人技がしっかりしており、狭い局面でもボールキープできる。ただ、そこでの瞬間的戦術判断ができずに自ら潰れる場合もしばしばあった。 日本は岡田監督がマスメディアの全面にでてきている圧力が選手に影響を及…