2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自治体議会の現状と課題〜一つの総括と提案〜

議会改革を目指す住民の立場から、川崎市を例にとって考察する。 自治体議会は、多元的な意見を“討論”によって集約し、住民代表として自治体の意思を形成していく場である。これにより二元代表制における首長との緊張関係を維持できる。 しかし、現状は形式…

市営バス売上金多額不足/横浜市交通局 カナロコ

市営バス売上金多額不足問題で監察課を新設/横浜市交通局 カナロコ 2007/06/28 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun0706632/横浜市営バスの売上金約8800万円が不足している問題をめぐり、市交通局が昨年8月の段階で、事実関係を徹底調…

日影規制ない工業地域の大型マンション建設問題/川崎

日影規制ない工業地域の大型マンション建設問題で住民が会見/川崎 カナロコ 2007/06/27 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun0706600/ 川崎市高津区末長に建設予定の大型マンション計画をめぐり、周辺住民らが二十六日、記者会見し、最長で…

技術と商売の間に安全性が〜未成熟な技術者倫理と衰退する商道徳〜

技術者は、技術的可能性があれば何でもやる、と先に書いた。 http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20070618 商売にできそうであれば何でもやる、これが現在の起業家倫理であろうか。ジェットコースタ事故の時も薄々感じていたが、今回の温泉場爆発事故は、企業…

爽快な疲れ〜サッカーの試合〜

今日の午前中、高校のOB会の試合があり、久し振りの大人のサッカーを楽しんだ。川崎市のなかではなかなかグラウンドがないのだが、今回は、新小岩の私学振興協会の施設で人工芝、良かったですね。 初めは少し体が重かったが、慣れてくると疲れていてもなん…

技術者は面白ければ、経営者は儲かれば

今では家庭にも付いているガス検知器もない!渋谷の温泉! 温泉研究開発者は面白ければ技術開発し、経営者は儲かれば何も知らなくても事業にしてしまう。その狭間で“安全”が看過されている。 川崎市には、ないだろうね!

杉並区のエゴによるゴミ戦争〜後遺症が未だに残る〜

杉並区の減税構想にニュースを読んでいて、かつての江東区と杉並区のごみ戦争を思い出した。http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=214&bflg=1&serial=1277673年の美濃部都政であった。現在はすべて焼却炉で燃やしてから最終処分場の東京湾…

家計の金融資産、3月末は1536兆円  〔NQN〕0607/6/15

家計の金融資産、3月末は1536兆円・年度ベースで最高 〔NQN〕0607/6/15 日銀が15日発表した2007年3月末の資金循環統計(速報)によると、家計の保有する金融資産残高は1536兆1628億円 06年3月末の1520兆4524億円を1%上回り、年度末ベースでの過去最…

杉並区減税構想:予算1割積み立て 毎日新聞

杉並区は予算の1割を毎年積み立て、その利子分で住民税を減税し、将来的には無税にする「減税自治体構想」に取り組む意向を明らかにした(毎日新聞 2007年6月6日)。http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070607k0000m010146000c.html区政を…

200サッカー・U−20代表にGK権田修一選手 川崎市出身

昨日のテレビ番組「スーパーサッカー」をみていたら、U−20代表にGK権田修一選手(FC東京)が選ばれていた。川崎市宮前区の地域少年サッカークラブ、さぎぬまSC出身の選手である。森本選手と同年代であるが、小学校卒業までずっと、さぎぬまSCに所…

“公の再生”に向けて

一部のエリートだけでなく、我々のような“衆”のレベルまで“公”の再生に取りかかっていく時代、そう、“衆”が“公”になる。“公衆”の生成である! 公衆は19世紀的な概念である。公衆便所は公衆電話と共に消え去る運命にあると思われていた。 しかし、今や民衆…

“公”の再生

昨日の続きだが、筆者の問題意識の根底にあるのは“公の再生”ということ。 これは官僚制という機構や組織の問題ではなく、意識の問題になる。また、これは公と私をどのように結びつけるのか、という問題でもある。昨日のブログーメルマガは「日本官僚制」とい…

我が内なる“社会保険庁”

公的年金記入漏れ問題を出来るだけわがことと考えて内なる“社会保険庁”を探りあてようとした。結局、自分自身の内面に無意識的に蓄積、滲透している“社会通念”、“時代風潮”、“偏見”等の固定観念によって、如何に大きくの拘束されているのかを自覚的に取り出…

そのとき歴史は動いた〜サッカー・クラマーコーチ〜

過日、たまたまNHKテレビを見たら、東京オリンピックの風景であった。それもサッカーである。途中からであったので、主題がはっきりしない面もあったが、恐らく、西ドイツのクラマー氏をコーチにするという決定が、“そのとき”であったと思われる。それに…

メーリングリストは「連歌の世界」

ウェブ2.0の時代以前からメーリングリスト(ML)は花盛りである。筆者もいくつかのMLに属している。ほとんど連絡事項だけの場合は取り立てて言うこともないが、テーマに沿っての議論の場合はMLごとに個性がでてくる。テーマの中の更に具体的な主題…

客観性〜第三者と専門家〜

昨晩のクローズアップ現代で社会保険庁の役人が出てきて、色々と言い訳をしていた。そのなかで5千万人のデータ消失に触れ、その復活に第三者機関による判断を行う、としていた。それが客観性を担保するとの考え方からである。 第三者=客観、これは正しいの…

将来人口推計を発表/川崎市 カナロコ 07/6/7

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun0706175/川崎市は6日、2005年国勢調査を受けた将来人口推計を発表した。 武蔵小杉や川崎駅西口など大規模マンション開発が続き、若い世代の転入が増えていることから、人口は25年まで増え続け、1…

日本サッカー コロンビア戦

最初の10分、コロンビアはボールを取られない、日本は簡単に取られる。これが歴然とした差である。日本はコロンビア選手を取り囲んでも間合いがあいている。あやふやな気持ちでボールにアクセスしようとする。瞬間の研ぎ澄まされた決断がない。 中村俊輔が…

自治体政府の仕事〜78市町村が連結赤字〜

昨日の新聞に、「78市町村が連結赤字」と出ていた。地方財政健全化法案が国会を通過した場合である。 通過しようが、しまいが状況が変わるわけではない。しかし、この段になっても依然として、というよりもこれまで以上に国(総務省)が出しゃばって財政再…

自民神奈川県連の改革プラン  カナロコ07/6/4

自民党県連所属の衆院議員一期生八人が二日、四月の知事選惨敗や、県連幹部らが落選した議員選の結果を踏まえ、県連運営や政策立案過程の透明化などを柱とする県連改革プランを菅義偉会長に提出した。 今後、県連内にプロジェクトチームを設置して検討する予…

再録 国の神話化・個人の神話化

以前に、アメリカ原子力空母「ロナルド・レーガン」が日本に入港するニュースをみた。おっ、と思ったのはその名前である。そう言えば、「ケネディ国際空港」もあったっけ、と思いなおした。 欧米では個人の名前を付けた建築が、その個人のメモリアルとして建…

短書評「イワン・イリイッチの死」(トルストイ)

市井の人間が平凡な官僚として死ぬ。何をしてきたのか?死に臨んで考える。自分のやってきたことが虚しくなる。その時の行動が回りの状況によって実は強制として与えられたものであって、選択ではなかった。そのとき、何を考えるのだろうか。 トルストイの心…