自治体政府の仕事〜78市町村が連結赤字〜

昨日の新聞に、「78市町村が連結赤字」と出ていた。地方財政健全化法案が国会を通過した場合である。


通過しようが、しまいが状況が変わるわけではない。しかし、この段になっても依然として、というよりもこれまで以上に国(総務省)が出しゃばって財政再建団体の定義をするのであろうか。不思議な国である。財政赤字になっても国債が発行でき、地方自治体にも金を貸してくれる銀行があることは将に不思議なのである。しかし、ドンデン返しがくれば一般人に負担が及ぶのであるから、このときは赤信号理論で説明するしかない、とタカを括っているのが政治家であろう。


ところで、国家政府の仕事は何であろうか。対外的安全・独立、国内社会・経済枠組運営、地域均衡調整。


それでは自治体政府の仕事はというと、全体営存(持続)、財政維持、ハードインフラ整備、リスク回避、各世代インフラ施策、などであろうか。所謂ハコモノは入るとは思えない。
民間企業と違い、発展の契機はない。効率化、小型化が絶えず求められる。


この考え方をとると、逆に、本当に必要な新規事業も見えてくるはずだ!!



HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html