2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

横須賀市議会も議会基本条例検討開始

神奈川県では、県議会、湯河原町議会、大井町議会が議会基本条例を制定している。 川崎市の問題はこれまでも論じているが、議会基本条例を制定した議会の状況はどうなのだろうか。 ニュースがないが…たよりがないのは無事の知らせ…ではなく、議会改革の事が…

佐藤栄作元首相は退陣記者会見で「新聞」を追い出した

下記の記事をみて思い出した。 佐藤栄作元首相も新聞が嫌いだったらしい。人には向かわず、テレビだけに向かって退陣の記者会見ならぬ、“国民への直接の挨拶”をしていた。そこにあるのは国民から疎外されたトップの孤独な姿であった。「新聞は偏っている記事…

医療と指定管理者制度

現在の医療体制で指定管理者制度を適用すると起こり得ることである。 医療は公共的なもの。それが瀕死の状態で自治体(正式には地方公共団体)が取る方策は、何か?しかただないから…こんなものか、という態度が感じられる。市救急医療センター指定管理者、…

非公開の会議を続ける川崎市議会への「請願」、賛同者募集中

請願 09-2-23提出 川崎市議会を語る会実行委員会有志住民に開かれた方法で「議会改革及び議会基本条例案」を策定すること、 以下の内容を含む 1)会議の公開、 2)住民への説明責任と住民との対話、 3)住民の提案あるいは要望を議論へ反映詳細はこちら h…

「川崎市議会は市民への説明が足りない」神奈川新聞社説

昨日は新聞で、本日はネットニュースで、神奈川新聞社の社説が「議会基本条例」を論じている。 「市民への説明が足りない」との見出しで我々の主張を認めている。川崎市の議会基本条例 2009/02/23 カナロコ http://www.kanaloco.jp/editorial/entry/entryivf…

川崎市議会へ請願を提出

議会改革・議会基本条例制定に関する以下の内容を請願する。1)会議の公開、 2)住民への説明責任と住民との対話、 3)住民の提案あるいは要望を議論へ反映、 を含む『住民に開かれた方法で「議会改革及び議会基本条例案」を策定すること』。 ともかく、…

『危機にある川崎市財政』の頃、議会は…

何を考えていたのか?何も考えていなかったのか? 平成14年2月に川崎市行財政改革プランが策定され、 このままいくと、平成17年に赤字団体になり、 平成18年以降、財政再建団体に転落する とのイエローカードが掲げられた。 平成14年3月議会以前に…

「非公開審議に風穴を!」、請願提出予定

住民に開かれた方法で「議会基本条例案」を策定することを基本的コンセプトとして、1)今後の会議は、これまでの非公開を改め、傍聴可能なように公開すること、2)議会基本条例に関する中間報告について住民への説明責任を果たし、かつ、住民との対話を活…

川崎市に『財政的足かせ』は無くなったのか?

今日の神奈川新聞ネットに「阿部市長が三選出馬意向を表明/川崎市」とあった。 定例記者会見で、任期満了(11月18日)に伴う今秋に行われる市長選に立候補する意向を表明したとのことである 会見での質問に対し阿部市長は、 「行財政改革は一つの区切りとな…

政令指定都市しとしての課題 川崎市議会基本条例

川崎市は人口140万人の政令指定都市である。人口規模から言えば広域自治体としての都道府県に匹敵する(そうであるから政令指定都市であるのだが)。しかし、末端まで事務事業を背負っているのであるから町村と同じように基礎自治体である。 ここに政令指…

川崎市議会の不開示理由への反論

昨日に引き続き、川崎市議会の議会基本条例検討プロジェクトの非公開問題を論じる。 先ず、第1回会議日誌の[協議事項2]において「本プロジェクトの傍聴、報道機関の取材については、遠慮願うこととした」とある。要するに傍聴及び取材を拒否している。この…

川崎市議会の非公開に関する公式の主張

昨日、川崎市議会の議会基本条例中間報告発表について、 「笑っちゃうくらい、あきれる」ところとして、 鏑木議長と玉井副議長は「自由闊達に話し合うために(プロジェクトを)非公開にしている。」 と述べた、との記事を紹介した。ちょうど、プロジェクトの…

「笑っちゃうくらいあきれる」、川崎市議会の議会基本条例中間発表

何ともタイミングの良い小泉発言であり、何とも間の悪い「川崎市議会」の議会基本条例制定に向けた中間報告発表である。議会基本条例制定に向けた中間報告発表/川崎市議会 2009/02/12 カナロコ 『政令市初の議会基本条例制定に向けプロジェクトチームを発足…

「フライト」に乗れる人と乗れない人の格差拡大か/09年度川崎市予算案

カナロコ 2009/02/10 実質4年連続プラスに、09年度当初予算案/川崎 http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902242/川崎市の阿部孝夫市長は十日、2009年度の市当初予算案を発表した。一般会計は5,816億円で08年度当初比4・6%減。〇八年度…

“議会学”の誕生

先週の土曜日に自治体学会「議会学フォーラム」に出席した。“議会学”とは、初めて聞く学問である。横須賀市議会・矢島議員の発案で開催に至ったとのことである。先ずは、学会内外へ広めることが必要であり、集まりももたなければならないであろう。当日の基…

政令市移行の住民投票条例を否決/相模原

予想されたことであったが、相模原市の政令市移行について住民投票条例で賛否を問う直接請求は否定された。カナロコ 2009/02/06 相模原市の政令指定都市移行をめぐり、市民団体が制定を求めていた移行の是非を問う住民投票条例案の採決が六日、市議会臨時会…

誰でも「自治会」をつくる

日頃疑問に想っていたのだが、相模原市の記事で思い起こした。自治会の加入に疑問 政令市支援の協議会一部『総意でない』相模原市 2009年2月6日 tokyo web 相模原市の政令指定都市への移行実現を支援する市民団体「市政令指定都市推進市民協議会」に、市内の…

『ディスカッションテーブル』〜川崎市議会改革!何を、どう進めるか〜

表題の『ディスカッションテーブル』を予定通り、2/3(火)の夜に開催した。 他の都市の方も含めて21名の市民が集まり、出席頂いた以下の3名の議員と熱い議論を展開した。 (主催 川崎市議会議員と語る会実行委員有志18名) 清水議員(自民党・中原区)…

メルマガ第78号 川崎市議会改革、何を、どのように進めるか

探検!地方自治体へ〜川崎市政を中心に〜 第78号 09/2/3★川崎市議会改革、何を、どのように進めるか(2)★ 〜改革の内容〜1.問題の所在 2.内部改革 議事機関の復興 3.住民への説明責任と市民の参加1.問題の所在 前号に引き続き、『川崎市議会改革、…

相模原市,政令市移行の住民投票条例案,議会委員会は否決

結果は予期されていた通りであるが、1)第二会派「民主クラブ」は二人の委員の間で賛否が分かれた処 2)また、反対が6名であり、圧倒的多数であること、 が重要である。 下記の『ディスカッションテーブル』で会派拘束が議会審議を不毛にさせている面があ…

「例外事象の研究」から「地方議会改革」

議会改革の視点から川崎市議会の議事録、委員会記録をチェックしている。 そのなかで、「例外事象の研究」から「議事改革」の具体案へ迫るアプローチがないかと考えている。 例えば、請願の委員会審議で「継続」or「趣旨採択」の意見の違いがあり、少し自由…