川崎市議会の非公開に関する公式の主張

昨日、川崎市議会の議会基本条例中間報告発表について、
「笑っちゃうくらい、あきれる」ところとして、
鏑木議長と玉井副議長は「自由闊達に話し合うために(プロジェクトを)非公開にしている。」
と述べた、との記事を紹介した。

ちょうど、プロジェクトの会議録の不開示部分に関する議会側の「処分理由説明書」に反論を書いていたところなので、議会側の主張を紹介したい。

手続手順として、以下の2)に相当する。
1)公文書の不開示(部分開示)に対する当方の「異議申立」
2)議会側からの「処分理由説明書」
3) 「処分理由説明書」に対する当方の「不服申立」
4) 川崎市情報公開・個人情報保護審査会による審査

処分理由説明書の【処分理由】

1)「議会のあり方検討プロジェクト(以下「プロジェクト」という。)は、任意の検討プロジェクトである。
2)意見を率直にプロジェクトにおいて発言できる環境を保障することは、重要なものである。
3)検討・協議内容を公開することとした場合には、率直な意見交換を阻害するおそれが大いにある。
4)流動的な段階において、未成熟な情報を市民に公開すると、市民に不正確な理解や誤解を生じさせる。

これへの反論は明日にでも述べる。
もう一度、「笑っちゃうくらい、あきれる」しかないか。