リベラル・アーツ

「リベラル・アーツ」自由市民の技芸
「メカニカル・アーツ」奴隷の芸妓(機械的技芸)

欧米の知識人は、「自由七学芸」として次のラテン語のフレーズで覚えさせられる。
Gram. loquitur, Dia. vera docet, Rhet. verba colorat. Mus. cadit, Ar. numerat, Geo. ponderat, Ast. colit astra
(文法は語り、弁証は真理を教え、修辞は言葉を飾る 音楽は歌い、算術は数え、幾何は測り、天文は星を学ぶ)

リベラル・アーツを学んでも、仕事の面では一銭の得にならないかもしれない。しかし、人生や宇宙が見せる壮大なドラマを可能な限り堪能できるようになる。それが、自由に生きるということだ。どのような貧困も、若い日に培ったリベラル・アーツを奪うことはできない。