短書評「イワン・イリイッチの死」(トルストイ)

市井の人間が平凡な官僚として死ぬ。何をしてきたのか?死に臨んで考える。自分のやってきたことが虚しくなる。その時の行動が回りの状況によって実は強制として与えられたものであって、選択ではなかった。そのとき、何を考えるのだろうか。


トルストイの心理描写小説。普段の人間は、他人に対する見方が固定化され、柔軟性がないこと、特に追いつめられるとそれが顕著になることがリアルに描かれている。


松岡氏自殺の報に接して再度読んでみた。


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html