管直人首相辞任の状況を作りだせない…間隙に

衆議院で信任された菅直人首相を直接的に辞任させることは、難しいと書いた。

信任された菅直人首相は続けて当然
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20110624

その間隙を縫うようにして台頭してきた人物がいる。国民新党・亀井氏である。

日経BPで田原総一朗氏が政局の裏側を見てきたように書いている。政局話など、筆者はバカにするほうであるが、いつのまにか権力に
すり寄る亀井氏の動きは一匹オオカミならではのものに思えていたので、なるほどと読んだ。

BP民主党執行部より一枚上手だった菅、亀井両氏
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110630/275924/?ST=business&P=6&rt=nocnt

前にも書いたように、不信任案騒動でリスクをかけた政治行動に出た自民党執行部が全員辞職し、自民党が若返ることが、菅直人首相に、間接的にプレッシャを掛けることになる。必要なのは間接的なアプローチである。