正確な歴史記述の重要性「泰平の眠りを〜」

ユーモアにあふれた余裕をみせ、風刺として強烈で鋭い。見事な狂歌と思っている。
教科書から消えているとは驚いた。

史記述の重要性を改めて認識した。

教科書から消えた風刺狂歌「泰平の眠りを覚ます上喜撰」、黒船来航直後のものと裏付ける書簡発見 7月6日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007060004/
ペリー艦隊の黒船が横須賀・浦賀沖に来航した嘉永6(1853)年6月当時の江戸幕府の混乱ぶりを風刺した狂歌「泰平の眠りを覚ます上喜撰(じょうきせん) たった四はいで夜も寝られず」が、黒船来航直後に詠まれたことを示す書簡がこのほど、東京都内で見つかった。

書簡は1853年6月30日付で日本橋の書店主山城屋佐兵衛が常陸土浦の国学者色川三中にあてたもの。

追伸の形で「太平之ねむけをさます上喜撰(蒸気船と添え書き) たった四はいて夜(よ)るもねられす」などの狂歌が記されていた。

発見したのは元専修大講師で横須賀開国史研究会特別研究員の斎藤純さん(62)。同研究会が編集し、横須賀市が発行する研究誌「開国史研究第10号」で経緯を報告している。