「事業仕分けの指針」に対する警戒を示す議論


事業仕分けについては昨日の指針8項目を本ブログにまとめた。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20091112
加えて、
首相提案「地方に権限・財源を移管する方向で見直す」を指針へ追加。
(2009年11月20日01時19分 読売新聞)

ところで、過日の首相発言に基づき、これに警報を発する議論がある。
「なるほど」と思った。


石川和男氏の『官邸斜向かい 〜 霞門の眼』
「「事業仕分け」検証に着手 類似事業も判定適用へ」について
http://blog.canpan.info/ishikawa/

 事業仕分けの意義を「公開の場で議論」を第一において継続を主張する。おおよそ、以下の議論である。


 最近の首相発言によれば、「事業仕分け」は今回が最初で最後とするようなニュアンス。


 仕分け対象外の類似事業への判定の適用はとても適切とは思えない。


 あくまでも類似であって決して同一ではない。それを分かっていながら類似事業への“仕分けもどき”を行うことは、次回以降の事業仕分けの必要性を否定したいが為の言い訳でしかないように聞こえる。