遙かに質の高い決断(2)〜山内康一前衆院議員の自民党離党〜

前日、遙かに質の高い決断、山内康一衆院議員の自民党離党の続きである。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090722

ご本人のブログから『遙かに質が高い』と判断する理由を再度論じてみよう。

一昨日の2009年7月21日 (火) 離党のお詫びとご報告 に続き、
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-9e9f.html
昨日の2009年7月22日 (水) 離党に対する反応 である。
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/

よく「勇気ある決断」だと褒めてくださる方がいます。しかし、「勇気ある決断」になるか、「単なる無茶」になるか、これからの展開と結果次第だと思っています。

「勇気ある決断」か「単なる無茶」か、このお決まりの呪縛を超えて決断をするにはどのように考えるのか、山内氏はそれを次のように語っている。

仕事の上で判断に迷った時には、「それは社会を良くするのに役立つのか?」という観点で、ものを考えていくことが大事だと思っています。少しでも社会を良くすることに貢献できるのだとすれば、後になって「あの時、離党して良かった」と評価されるのでしょう。いまの評価を気にするよりも、後になって振り返った時の評価を、大切にしてがんばっていきたいと思います。

「社会を良くするのに役立つのか?」との自問から自らの行動を導き出そうとしている。これが『遙かに質の高い』決断を支えている。