「政務調査費」がラジオ番組で取り上げられる

昨日の夕方、接骨院(定期的に週1,2度行く)の治療室でかけているラジオで何と「政務調査費」の話を大まじめでやっていた。午後6時前、NHK第1のニュース・トーク番組のようだった。接骨院の治療室だから患者の多くはおば(あ)さんで、なかにおじ(い)さんあるいは怪我した子どもや運動部の学生もいる。

最高裁小法廷が北海道の政務調査費の訴訟で高裁に差し戻したとのことを持ち出しながら、地方政治が生活に身近なこと、そのなかで、議員のお金の使い方の“ずさんさ”をPRしているかのようであった。ともかく話題になるだけでも世の中は変わってきたというべきである。知らぬが仏の議員さんたち、という図式かもしれない。

山梨学院大の江藤先生も電話インタヴューを受けていて、今度お会いしたら冷やかさなければと心のなかでは笑ってしまった。これもまた、変わったものだと思った。
先生は丁寧な説明で
1)政務調査会費の“ずさんさ”使い方を住民がチェックするのは至極尤もな話
2)給料、費用弁償も含め適切な方法を考えるべき
3)その上で本当に考えるべきことは、より良い政策を提案するために費用を使うこと

流石に簡潔で整理ができ、頭に入る話であった。