自治体首長のシンボル主義批判
シンボル主義とは余り聞かない言葉。横浜市の開港150年記念イベント、東京都のオリンピック開催などの話を聞くと、通常の自治体行政の枠では首長が仕事をしたと思われていないと首長が感じているように筆者は感じる。
そうなるとどうしても余計なことをしでかしてしまうのではないか?
それを“シンボル主義”と仮の呼んでおく。
『1.ハコモノ』は道路、鉄道を含めて周知のことである。実物があることによって威勢を示す古くからの方法である。
横浜市の開港150年記念イベント、東京都のオリンピック開催は『2.イベント』に相当する。
基本計画、理念条例などはプラニングである。これは特に金がかからない点も含めて有形なシンボルではないが、長く歴史に残す点では物以上の効果を示すかもしれない。但し、これが横浜市の緑新税になると話は別であるが。