知的財産とは何か〜産業財産権、著作権、知識、経験知、図書館 etc.〜


 “知的財産”と言えば「産業財産権」に係わる特許発明、工業デザインとしての意匠、商品に用いる商標、著作に代表される文化、芸術作品などのことである。

 しかし、「知」という言葉をそれだけに止めておくのはもったいない。所謂、知識全般がそうだと言えば実も蓋もないが経験知、講習会知、或いはハード/ソフトとしての図書館も挙げられよう。
 この“知的財産”を産業界、出版界だけでなく、自治体行政に活かしていく必要がある。そのためには先ず、分散しているはずの“知的財産”を集積し、統合するように進めていく必要がある。それは書かれていることを集めるだけではなく、何かのテーマに沿って行動し、議論するなかから実践的知識として生み出されていくことを共有することから始まるのではないか。


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