管直人氏、市民運動家の限界〜拒否権と圧力団体

管直人氏が首相をやめると言って、3か月間その座に止まった手法は、
1)拒否権行使…権限を「拒否」行為に使う 
2)圧力団体化…条件をつけて、それを飲ませる
3)目標喪失 …辞任を表明後は好々爺
こんなところか。

1)、2)は市民運動家として培った手法である。しかし、政治家あるいは企業家のトップリーダーとしての手法ではない。

3)はトップリーダーとしての目標はもともとなかったということだ。

これは「市民運動」が政治的トップリーダーを生み出す場ではないことを示している。