川崎市長選 民主党候補選出過程の説明責任

新聞にも結果は報道され、多少の事情及び解説は付されている。また、選出理由も笠県連会長が明らかにしている。これまでと同じようなの説明責任はおこなわれている。
しかし、選出した当事者のなかでも更に積極的に市民へ説明責任を果たす試みがあり、我々市民も注目する必要がある。

34歳の一期生、民主党高津区選出の岩隈議員である。
http://blogs.yahoo.co.jp/chihiro1890
9/13付けのブログで岩隈氏は候補者選出過程を整理すると共に、その状況の一部も伝え、最後に我々市民に対してメッセージを発している。

『あくまで考えて欲しいのは、私たち議員は市民のみなさんに選択肢を提供したに過ぎません。10月25日の市長選挙においても、ぜひ各候補者のマニフェストをしっかり読まれた後に判断して下さいますようお願い申し上げます。』

将にここが大切なことである。総選挙は主体的な国民の判断として自民党から民主党政権交代させた!ここがポイントである。当然、川崎市長選も実質的に市民の主体的な判断がなされることが重要である。
また、岩隈氏個人の考え方、それに基づく阿部氏及び福田氏に対する質問と回答も明確に書かれており、市民に対する説明責任を十分に果たしている。すべての情報に接することはできないので即断は禁物であるが、これだけはっきりと内容を表明されたのは岩隈氏以外には未だいないと思われる。政治のトップリーダーとして多くの方に参考にして頂きたい。
なお、注目の地下鉄問題でも緊迫の現場を報告している。

『岩隈:「市営地下鉄問題は、どう考えますか?」
阿部市長:「新しい枠組みを考える。新交通システム、電池電車のようなシステムに切り替えコストを半減する。計画変更と住民投票はセット。」新交通システム案などはじめて聞きましたよ。だったら、私の議会での答弁に、もっと真摯に答えて欲しかったかぎりです。私の議会質疑なんて、けんもほろろにバッサリ切り捨てられたんですから。
福田県議「地下鉄は原則反対。大型公共事業よりも人にお金をかけたい。待機児童問題にお金は回したい。児童生徒の基礎学力向上など教育施策も考えたい。」地下鉄問題に関する、福田県議のお答と私の案に隔たりはありませんでした。
「私」を考えずに「公」の観点から判断いたしました。そして、総支部協議会での決定が県連の決定にもなったのです。』

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メルマガ 探検!地方自治体へ 第100号 09/9/13
川崎市議会改革・請願3件提出〜住民自治の視点〜」
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