総選挙の投票率69%

 終わった。

 総選挙の投票率69%は何を意味するのか。4年も待たされた、というのが第1かもわからない。その4年間で環境も大きく変わった。

 特に若者の仕事の環境が激変した。今回の高い投票率の一翼を担っているようにおもわれる。就職に苦労し、採用内定を取り消された人たち、多くの若者もこのことを知っている。

 最近、電車事故が多い。事故と聞くと、また、自殺者が出たかと感じてしまう。失業率が5.7%と最大になっているにもかかわらず、いやそれ故に大企業の業績が回復しているのか?人件費を削ることによって見かけの業績をカバーすれば、このようなことは当然起きる。

 この投票率政権交代が国民による政治のコントロールの始まりとして意識されれば、今後の展開もかわるであろう。