金融プロのやり方は自治体経営に不適では〜横浜市長選〜

 横浜市長選の候補は
 JPモルガン証券元副社長中西健治氏(45)、
 ダイエー前会長林文子氏(63)
 共産党県委員会常任委員岡田政彦氏(43)。

 下記の報道で、
 中西健治氏は「金融のプロフェッショナルとして学んだ経験、知識を生かし、歳入の増加を図りたい。」としている。しかし、金融に関する風聞の限りでは、飽くことなく“マネー”を獲得することを追求する金融業界のやり方が、自治体経営に適しているとはとても思えない思えない。金融プロの描く「ロマン」とは自治体に何をもたらすのであろうか。

 一方、林文子氏は、「経済合理性の名の下で、市民に負担を強いてはいけない」という。重要課題には、子育て支援を挙げる。平凡であるが自治体に先ずは求められることである。

 自治体が追求すべきは“マネー”ではなく、それと対極の位置にある“人間的なサービス”であるはずだ。

横浜市長選告示 中田市政評価争点に 2009年8月18日 Tokyo web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090818/CK2009081802000068.html