続・川崎市地下鉄建設計画は“首の皮一枚”の危うさ!

 川崎市地下鉄建設計画は“首の皮一枚”の危うさ!
 http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090626
 累積欠損解消年が国交省の認可条件である“40年目”をオーバーする可能性が見えてきたこと、既報である。輸送計画19万人/日が5%減少すると累積欠損解消年が“42年目”になる。

 さて、ここで6月29日の録画が今日から見られるようになり、一般質問で清水議員が「地下鉄」を取り上げているのを見た。ここでも驚いたことには、

 一般会計2010億円の負担があり、これは市債発行との答弁を交通局長から得た後に、この市債の金利は30年償還金利2.5%で948億円という額にものぼることを引き出した!

 一般会計の金利であるから地下鉄事業の外との答弁であったが、地下鉄によるものであることは明らかである。清水議員は続けて、948億円が地下鉄事業の利益の50年分にも相当することを鋭く指摘し、実質的には累積欠損解消年は“40年目”というものではないほどオーバーすると結論づけた。
 官僚特有のデータのゴマカシ、すなわち、「官僚はうそをつかないが、本当のことも言わない!」を地でいっている。