川崎市地下鉄建設計画は“首の皮一枚”の危うさ!
“首の皮一枚”とは何か。
累積欠損解消年が国交省の認可条件である“40年目”をオーバーする可能性が計画のなかから見えてきたことである!
昨日の川崎市議会一般質問で、猪股議員・無所属が鋭く迫ったのに対して輸送計画19万人/日が5%減少すると累積欠損解消年が“42年目”になるとの交通局長の答弁があったからである。
以下は従来の他の都市の実績である。計画値と実績値との解離は甚だしい。5%どころではない。少なくても30%は計画を下回るのは必至である。
「建設ありき」で数値合わせ計画を作り、それを無理矢理にも実行し、将来「子どもにツケを回す」ことになる計画である!
これは住民投票によって決着を付ける問題であろう。
免許申請時 実績値
仙台市 南北線 22万人/日 16万人/日(20年後)
横浜市 Gライン 10万人/日 6万人/日(不明)
福岡市 七隈線 15万人/日 5万人/日(翌年)
神戸市 海岸線 14万人/日 4万人/日(4年後)