「多摩市議会ウォッチングニュース09/4」紹介

「多摩市議会ウォッチングの会」が発行している市議会定例会ごとのニュースであり、A4版16頁の堂々とした報告である。45号であるから延べ11年になる。
今回は筆者も寄稿しているので、ここでは話題にしないが、送って頂いたのだと思う。感謝したい。

会期33日、実働22日、つぶさに傍聴して延べ56名。議会傍聴の情報を伝える意図ではあっても、それを絞っての報告であるから実際は膨大な“記憶”が残っているのであろう。

今回は当然ながらH21年度の予算案を議員提案で修正可決したことが特記事項である。当初予算が2年続けて修正されたとのことであるから、珍しい議会といえるであろう。
とはいっても多摩市の一般会計は500億円弱、修正は組替えであるが、約2億円弱であるからそれほど大きいモノではない。

これについては以前にも触れているのであるが、

これをウォッチングの会はどのように伝えているのか?興味深い所である。
今回の特報事項として報告されている。

先ず、予算修正を支持している。そのアプローチ及び内容も含めてである。これを市長に対する不信任と言えないか、との問いを発している。しかし、特に答を書いていないのであるから、必ずしも不信任とは言えないとの立場であろう。逆に言えば、修正して当たり前と考えることもできる。