コミュニティバス運行に思う

どこでも「採算性」を第一の課題に挙げる。
単純な採算性だけで公共交通が成り立つのであろうか。
一方、地下鉄は赤字を誤魔化す計画をしきりに作っている。
結局、既得権益み結びついた政治になる。

宮前区役所と区南部巡回 コミュニティバス
2009年3月11日 Tokyo Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090311/CK2009031102000084.html
 
 川崎市宮前区で今月、区役所と有馬・東有馬地区間を巡回するコミュニティバスの運行実験が行われている。
 「お年寄りが坂の多い道のりを行き来しやすいように」と住民らが四年前から準備してきた。「区の南部からは、区役所や図書館がある北部に向かう路線バスがない。坂も多く、お年寄りには大変」。
経費は一カ月約三百四十万円。一日約千七百人の乗客を見込んでいるが「結果によってルートや時間、運行形態を見直したい」とする。
 
 市交通計画課によると、市内では昨年、麻生区高石地区で、六人乗りのワンボックスカーによるコミュニティ交通が試行された。好評だったが、月六十万円ほどの赤字となり、運行台数の削減や乗客確保の方策を試行錯誤しているという。