橋下知事の府庁舎移転条例案は府議会で否決

地方自治

　これまで報道された議会の首長案への対抗案は改革を志向する議会であることを報告した。
神奈川県受動喫煙防止条例案、知事は｢名｣、議会は｢実｣で修正合意
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090319
多摩市　予算組み替えへ　福祉・教育関連巡り
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090317
昨日の続き、岩手県知事の議会での土下座、その後の決着
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20090308

今日のケースは必ずしもそうではない。
しかし、マスメディアとしては地方に止まる問題ではないようだ。

橋下知事の府庁舎移転条例案は府議会で否決
（2009年3月24日02時27分 読売新聞）

　大阪府の橋下徹知事が関西活性化に向けた最重要政策に掲げていた大阪市の第３セクタービル・大阪ワールドトレードセンタービルディング（ＷＴＣ）への府庁舎移転条例案は２４日未明、府議会本会議での採決で３分の２の賛成を得られず、否決された。

　知事与党の公明が反対し、自民も会派拘束のない賛成となったため、造反が相次いだと見られる。行財政改革や教育再生、霞が関との対決で、住民から高い支持を得てきた橋下知事にとって初の議案否決で、今後の「橋下改革」の動向にも影響が及びそうだ。

　採決は午前１時５０分頃から無記名投票で行われた。