メルマガ最新号 第71号 川崎市議会基本条例制定への意見(3)

今回もまた、川崎市議会基本条例について、その中味ではなく、議会の状況について書くはめになった。

「メルマガ」 探検!地方自治体へ 第71号 08/11/23
http://archive.mag2.com/0000219072/index.html

 川崎市議会が市民への扉を閉ざして「議会基本条例」を内部で検討していることを報告すると共にその不思議さについて考えざるを得なかった。

 その閉鎖性のなかに何を見るかと言えば、いや、何が見えないと言えば、“意思”である。

 あるのはただの“流れ”のように感じられる。「議会基本条例」を3月定例会にかけて成立させるというスケジュールだけが漂っているからである。

 “意思”による決定と“流れ”の中での成り行きも含めての到着とは、基本的に違うものになる可能性がある。最初から「市民の傍聴お断り」、「報道機関の取材お断り」の川崎市議会では、“意思”の表示もできず、“流れ”に乗ってみたとしても、仏を作って魂は入らないという危険性を携えている。