“意思”と“流れ”


議会基本条例は北海道栗山町を嚆矢とする。
三重県が県、政令市レベルでは始めて…伊賀市も早い…

この辺りは住民自治と先進的な考え方をベースにした“意思”による試みである。

現在は100前後の自治体議会で議会基本条例は検討されている。
はやりによる“流れ” ができている。川崎市もまた、“流れ”に載ろうとし、“流れ”による制定を目指しているように思われる。

一方、出前委員会などを行っている東京都多摩市議会は今でも生みの苦しみを味わうことを厭わず、“意思”による制定を目指しているように思われる。

自治基本条例もニセコによる町づくり基本条例が始まりでここでは“意思”が表われていた。しかし、その後は、作ることに意義を見出す“流れ”による制定になった。

歴史は繰り返す。