北海道栗山町による全国初の「議会基本条例」の話


まちだ市民情報センター主催
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ここがポイント(^.^)議会のカシコイ使い方 〜請願・陳情・傍聴〜

第4回は高井章博・中大法学部講師による「栗山町議会基本条例」であった。

北海道の小さな町による全国初の試みは日本の自治体を震駭させたと言って良い。
今では20近くの自治体議会が「議会基本条例」を制定している。
また、100程度の自治体議会が制定に向けて検討している。

今回の話で一番参考になったことは、「栗山町議会基本条例」が議会改革の積重ねのうえで成立していることである。従って、条例が機能しているし、その条例をベースに更に改革を進めることが出来ている。

しかし、懸念点もある。ハヤリになると遅れることに対する恐怖から形式だけでも真似しようとすることだ。川崎市議会にもその傾向がみられる。さいたま市に対抗して政令市で一番に制定しようとしているような拙速の動きである。市民をシャットアウトした密室談議を重ねているようだ。