地方自治体議会への教訓 9/30アメリカ議会下院否決〜10/14株価急上昇

 ようやく、株価が上昇した。これで一段落かどうかわからないものの、心理的には区切りがついたと言えるのではないか。

 世界を巻き込んだ騒動に対する“現世界に対する新たな認識”がG7及びG20によって構築されたと言って良い。

 9/30アメリカ議会下院否決がここまでの認識を導き出したと言って良い。歴史における“if”は禁物と言われるが、“if”を問うことによって人は教訓を得る側面を持つ。もし「9/30アメリカ議会下院可決」であればここまでの認識と対応がされていたとは考えられないかもしれない。

 素朴なタックスペイヤー、自分自身の周りのことを中心にみる、生活者起点の発想が、選挙が近い下院議員の投票行動を支配していた。と言われている。

 このことが我々住民が地方自治を考えるうえでも無限の教訓を与えるのかもしれない。過去の教訓は以下である。
  
2008-10-05 日本の自治体政治に衝撃 米金融安定化法の成立過程
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20081005
2008-09-30 地方自治体議会への教訓 米金融安定化法案、下院が否決
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080930
2008-09-29 地方自治体議会への教訓 米金融安定化法案、週内成立へ
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080929
2008-09-28 米政府7千億ドル投入による金融機関救済と地方自治
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080928