行財政改革の光と陰〜川崎市の場合〜


高津区選出川崎市議会議員と市政を語る会のまとめの続きである。

次のテーマ
 「行財政改革の光と陰〜経費削減と民間事業従事者の賃金抑制〜」

事前質問
『経費削減と賃金抑制のジレンマに対し、議会として如何に対応すべきでしょうか』

 行財政改革は着実に成果を上げていると議会で市長が報告している。一方、課題も発生し、例えば、指定管理者制度等の民間委託で経費削減、市場原理等の政策が民間事業従事者への賃金抑制として働き、生活を圧迫する面がある。
 行財政改革に対して議会が何を寄与したのか定かではない、そのうえ、改革の旗印の一つである市場原理が官業にもろに被さり、官製ワーキングプアが問題となっている。議会は対応できるのか。

要点のまとめ
1.「必要経費は何で、減らすべき無駄は何か」、基本的な考え方は曖昧。
2.指定管理者制度の改善が主な対応策…“議員らしい”議論!
 しかし、必要な経費の増加になることは必須。
3.今後の課題…議会全体として無駄な事業の抽出。
       公共的事業の運営を見直すこと。