「全国自治体議会調査2008」から 川崎市議会は先駆的ではない(2)
市民と議員の条例づくり交流会議2008に参加したことは報告した。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20080728
その中での話題を川崎市議会の状況と関連させて幾つか報告する。
上記の話題も含めて
「メールマガジン」探検!地方自治体へ 第60号で報告したので読んで下さい。
ここでは「全国自治体議会調査2008」からの続きを一つピックアップ
調査対象:全自治体議会(1,858団体)
有効回答1517議会(回収率81.6%)
質問は全部で「29項目」
問19【市民の提案説明】 陳情・請願での趣旨説明等
*希望者に発言機会を保障、発言が議事録に残る…16.2%
*説明は出来るが議事録には残らない…8.1%
*請願代表者が直接議員に説明することを認めず…73.4%
「調査側の考え方」
代議制機関の活性化には、審議過程で、争点に関心を持つ市民に参加と発言の機会が確保されることが重要である。憲法・地方自治法に制度化された最も歴史ある議会への市民参加方策が陳情・請願である。
「筆者コメント」
川崎市はその他大勢のなかに埋もれている。
筆者が川崎市議会に上記の件の請願を提出、審議の結果は「継続審査」。
自民、民主の比較的多数及び公明に根強い反対があり、市民参加の第一歩が踏み出せないのが実情である。
何故か?議会には市民参加等の市民の権利拡大を市民から言われてやることに抵抗する雰囲気がある。上から、正しく、与えるものだとの考え方が慣性として身に付いている守旧派議員が多いようだ。
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「メールマガジン」 探検!地方自治体へ
http://archive.mag2.com/0000219072/index.html
最新号 ★報告・市民と議員の条例づくり交流会議★
「HP」 川崎市議会への関心を広げる市民の広場
http://www.k4.dion.ne.jp/~kmk-head/
◆3月会議録 分類・分析・評価掲載◆