川崎市住民投票条例と同じことが西宮市でも…


 以下の記事はある方から教えて頂いたのであるが、川崎市住民投票条例と同じことが他の都市でも起こっている。西宮市でも…


神戸新聞 (7/2 09:56)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001192084.shtml
 
西宮の市民参画「骨抜き」 意見書条例策定委員が反発

 西宮市が開会中の定例議会に提案している「市民参画条例案」に、公募の策定委員として条例づくりに参画した市民が反発している。約九十回の会議を重ねて提言書を出したが、「条例案では大切な部分が骨抜きにされた」「プロセスが市民参画になっていない」として、再検討を求める意見書を市に提出する異例の事態となっている。

 市は2006年、初の試みとして公募に応じた市民だけでつくる市民参画条例策定委員会を設置。07年末、十項目の提言をまとめた。
 そのなかで、住民投票について「一定数の住民が請求した場合は実施する常設型」としていたが、条例案では「市長が必要と認めるとき」と変更。政策提案ができる対象も、市の基本的な計画や条例に限られていた。
 策定委員からは「私たちの思いとかけ離れている」と反発が相次ぎ、9人が条例案の再検討を求める意見書を市に提出した。
 一方、住民投票が含まれた条例案に、市議からは「議会制民主主義の前提が崩れる」と、こちらも異論が出ている。
 
 市民、市長、議会の三つ巴になっているようで、川崎市よりもダイナミックな感じがする。全国的に論争が起こり、その中で考え方と行動が進化していくことを期待。