メルマガ「川崎市長の心理と論理」


筆者のメルマガ「探検!地方自治体へ〜川崎市政を中心に〜 第57号」が発行された。

今回のお題
川崎市長の心理と論理★
 〜川崎市住民投票条例案変更過程の背景〜

問題の所在を記載する

 異例の長時間審議になった総務委員会での冒頭、自民党川崎市連合会支部長を務めるベテラン原議員が、「これまでの質疑応答を通じて市側に議会と一緒になって条例を作っていこうという姿勢が感じられない、今回の審議では改めてもらいたい」との異例の指摘をした。

 これは定例会開始後の代表質問に対する市長の回答を指しているのであろう。市長は選挙との同日実施(以下、同日実施)に関する質問に対し、「アメリカでは(同日実施は)いくらでも例がある」、と素っ気なく答えたのである。

しかし、総務委員会での審議で自民党・清水議員は、「アメリカでは選挙運動は自由だ。日本と全く違う。質問の主旨を理解しないで軽率な発言はしないで欲しい。」と指摘したのである。これも異例の指摘といえよう。

 原議員が感じた
       “市側の姿勢、即ち市長の姿勢” は、

川崎市住民投票条例案の変更過程から今回の審議まで、その底に一貫して流れる考え方のように思われる。それは市議会のベテラン議員も異例と感じたことなのである。

 これは市長の心理と論理をその発言等から探っていくことによってのみ理解
できることではないか? 本稿は自らの設問に対して独断と偏見も含みながら心理と論理を構成する

        “意識”

に迫る「異例」の試みである。


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「ちょっとマッタ!川崎市住民投票条例・市長案」

 “6月16日(月)、総務委員会で継続審議ならず、
           原案+附則 可決
  6月19日(木)、本会議でに可決
  但し、疑問が更に続々、深まるばかり”

 「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」
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