地域施策の原点は他地域との「共生」〜川崎市区民会議〜

 
地域のことは「地域社会」で考える、これが住民自治の基本であることは確かである。

しかし、このことは「地域社会」がその地域だけで存在していることを意味しない。
 特に川崎市のような都市では他地域社会との「共生」が「我が地域」生存の原点であり、それを常に確認することが「地域社会」の存在証明となる。

 川崎市区民会議に典型的に表れている。
 現状は地域内だけにしか視野が向かず、逆にどの地域でも似たり寄ったりの施策しかでてこない。

 そこで他地域との共生関係の絆を強化する施策を、例えば環境事業として推進することを提案する。『水源地近傍の「市町村」との定期的交流事業』等。

 更に、一旦他地域社会との「共生」関係を再確認することによって、地域内における「共生」関係も新たな視野で見直すことができ、新たな施策のアイディアを生み出すことに繋がるであろう。