川崎市議会議員と語る会(高津区篇)の実施内容

 先に報告したように5/24に上記語る会が実施された。その内容について報告する。先ずは概論である。

 出席議員は粕谷議員(民主党)、猪股議員(無所属)、堀添議員(民主党)、石田議員(共産党)の4名。高津区全体としては9名で欠席者は自民党及び公明党が2名ずつ、民主党1名である。

 筆者自身は初めての出席及び企画であったが、これまでの実行委員会メンバーによると、自民党公明党は2004年に始めて以降、毎回どなたもでていないとのこと。毎回他の用事とぶつかるわけでもないだろうに、「票にならない」との判断があると聞いたこともあるが、それにしても自民党公明党の性格を表しているように思われる。

 
 逆に、9名全員集まっても実質的に議論できるわけではなく、運営方法自身も考える必要があろう。

 さて4つのテーマで実質2時間の議論をおこなった。以下にテーマとそれに沿っての議員への質問を示す。これを読んで頂いて、

 テーマを貫いて流れる問いかけは、

           “議会の機能・議員の役割”

 であることを読み取って頂けるであろう。個別の論議については明日以降順次掲載する。

1.マンション建設と生活環境への影響
質問『請願を超える「まちづくり」の展望及び議会・議員としてなすべきこと』

2.高齢化・独居化社会における防災体制の構築
質問『地域防災体制の構築を促進するうえでの議会・議員の役割』

3.行財政改革の“光”と“影”〜経費削減と民間従事者への賃金抑制等〜
質問『経費削減と上記課題のジレンマに対し、議会・議員としての対応方法』

4.医療・保健問題での優先課題〜救急・予防・病院経営・がん対策・医師不足…〜
 質問『これらの中で川崎市としての最優先課題は何でしょうか。また、緊急に措置が可能なこと、長期的に計画を立てる必要があること等、議会で市民に判りやすく課題を整理し、例えば委員会活動としてフォローする体制等をつくることができるでしょうか』