川崎市議会会議録を読む〜概括〜


本日発行のメルマガである。「問題の所在 〜何を質疑応答しているのか〜」の後、以下に続く。
2.平成19年6月第三回定例会の内容整理
3.質問内容の分類分け


1.問題の所在 〜何を質疑応答しているのか〜

川崎市議会についての内容はこれまで以下に紹介すると共に“優れた質問”
を探していくとのモチーフで議論を行ってきた。

第24号 07/08/03 「川崎市議会、質疑の現状」
http://archive.mag2.com/0000219072/20070803060000000.html
第28号 07/09/13 「(続)「3月川崎市議会、質疑の現状」
http://archive.mag2.com/0000219072/20070913063000000.html
第31号 07/10/13 「市議会での良い質問とは何か〜枠組設定〜」
http://archive.mag2.com/0000219072/20071013070000000.html

 しかし、一つの市議会の全体を捉えてその内容を検討したことはない。
 ここでは議会活動の全体像を捉える意味で、表題に示すように平成19
年6月議会会議録を先ずは概括的に整理する。要するに「何を質疑応答し
ているのか」である。
 何故ならば、議会会議録は質問の順番毎に記載され、キーワード検索は
準備されているものの、一問一答ごとにクリックを必要とする。従って、
一つの質疑を全体として視ようとすると煩わしいものがある。また、キー
ワード検索は便利である反面、少し言葉が違えば検索に掛からない可能性
も残る。
 系統的にまとめないと「市議会における質疑応答の全体像」が見えない
のであり、先ずはその全体像にチャレンジする必要があると判断した。

 なお、委員会審議も重要であることは論を待たない。しかし、残念なが
川崎市議会のHPには委員会審議録は掲載されていない。公文書開示請
求によって閲覧、複写が可能である。しかし、全部をコピーすればかなり
の金がかかる。また、ひとりの議会事務局職員を前において何時間も議事
録を読むのも愚かな話である。従って、委員会審議録については保留とし
ておく。
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