スピードとアジリティ〜経営とサッカーと〜

 速度と加速度の関係はと問われて、速度の変化率、即ちを微分したのが加速度だと答えれば良い。であるから、「もっと仕事のスピードを上げる」ということは加速度をつけるということになる。更に付け加えると、F=mα(力=質量×加速度)である。ここで大切な概念は加速度をつけるためには「力」が必要だという平凡な真理である。スピードが速くてもそれが一定であるならば、力は要らないのである。ただ、現実の世界では空気抵抗、摩擦等によりマイナスの力が働くからそれに対抗する力が必要だが。


 さて、速度はスピード、加速度は?物理学の用語ではaccerelationであるがスピードほどには一般的でない。そので、アジリティを使ってみたい。アジリティとは素早さである。これは時間的な緩急の変化と空間的な方向の変化が含まれる概念である。そこで、加速度はベクトルであることを思い起こそう。即ち、等速円運動では加速度の方向が変わり、従って、園の接線方向には常に力が働くのだ!


 さて、アジリティは経営でもよく使われる用語である。そう、経営は力が常に変化するからである。要するに加速度が問題になるのだ!そこでサッカーも同じことが言える。緩急の変化、それこそが大切である。単純なスピードではない。方向の変化、これが360°のサッカーを可能にする。


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