川崎市における区民会議とは何か2

川崎市における区民会議についてはすでに2回、論じている。

2007/10/19 区民会議傍聴記
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20071019
2007/11/09 川崎市における区民会議とは何か
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20071109


区民会議が市民参加を標榜する以上、もっともっと多様な方法をとるべきだ、というのが筆者の主張である。そのなかから多くの市民が参加できるアプローチを見出していくことが現当事者に課せられた課題である。

現在、区民会議条例が作られているのであるが、メンバー規定は地域代表、分野代表、公募で固定していまっているはずである。20万人から20名程度を上記の方法で固定すれば、出てくる意見はだいたい創造が付くと言うものである。

自治基本条例での規定では、第22条 (区民会議)
 区民によって構成される会議
 参加及び協働による区における課題の解決を目的として調査審議

 これだけの規定である。
  更にエッセンスは「区民、区の課題、調査審議」

これに対して市民参加として、
自治運営の基本原則に基づく制度等、参加及び協働による自治運営
第28条 多様な参加の機会の整備等
とある。

これは重要な規定である。区民会議+“多様な参加の機会”と考えれば、当然、区民会議も多様な参加の機会を保証しなければならない。


関係者がどこまで自治基本条例を読み込んでいるのか、正念場である。


旬の話題 「川崎市・自治体」 最新ニュース

07/11/10 横浜開港資料館命名権売却 横浜市が検討


コメントはお気軽に→t_yoshii@hotmail.com へ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらもごひいきに
 ホームページ「川崎市政への住民参加」
 メールマガジン「探検!地方自治体へ」 
最新版は第34号 07/11/13「市民ひとりひとりが参加出来る多様なシステムへ」

川崎市議会マニフェスト・公約を検証する市民の会」
 メンバー募集!関心をもたれている方、t_yoshii@hotmail.com へ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー