「市対市」の争い〜地方自治体の直接的戦い〜

「市対市」の争い〜地方自治体の直接的戦い〜
　
平塚市、鎌倉市を提訴／競輪事業撤退めぐり２億円の支払い求める。
カナロコ　2007/11/02

平塚市は、平塚競輪から２００１年３月に撤退した鎌倉市を相手取り、２億円の支払いを求め２日、横浜地裁に提訴した。平塚市が負担した競輪場設備や投票機器リース料など施設整備費の未償却残額分の一部。競輪事業撤退の解決金をめぐる自治体間の訴訟は全国で初めてという。

コメント
「市対市」の争いで訴訟までいったのは、全国で初めてという。最近は地方対都市にうける税金配分の戦いが激しさを増している。しかし、これは国の施策をめぐっての争いである。

ここで思い出すのが東京都・美濃部知事時代、１９７３年の江東区対杉並区「ゴミ戦争」である。これは「市対市」を越えて「市民対市民」の戦いであった。

2007/6/20 杉並区のエゴによるゴミ戦争〜後遺症が未だに残る〜
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20070620

当時は焼却処理が進んでいなかったため、悪臭に加えて、はえ、ゴキブリ等の発生が大問題であった。ゴミ焼却場建設に周辺住民が反対していた杉並区に対して、江東区住民が夢の島へのゴミ運搬を拒否した件、今でも尾を引いている。
これからも本当の政治能力がが試される自治体或いは住民同士の争いが頻発するようにも思える。

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