多摩川増水の衝撃

多摩川増水の衝撃


先の台風での多摩川増水については、「9/7 台風による多摩川増水 相次ぐ事故速報」において既に触れている。
「今朝、いつものように7時前の目黒線に乗った。丸子橋を渡る処で眼下の多摩川をみたが、河川敷は全て川になっており、堤防を越えることはまさかないだろうが、相当水位が上がっていた。」それはこれまで見たこともない増水であった。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20070907


同じような光景が「週刊文春最新号(9月20日号)」に掲載されているのを偶々みた。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/
グラビア
 原色美女図鑑 檀れい 撮影 篠山紀信
 the style 秋のスーツ
 台風9号の爪跡 多摩川水没観察記


時間も筆者と同じ頃、少し後であろうか。7日の夕方には河川敷が判る程度に引いていたので、その爪痕が更に明らかである。


このとき、東京側世田谷区で避難勧告が発せられたことを夜のニュースで知り、川崎側と東京側とで被害の出るタイミングが違うことを知った。ここで山田太一原作·脚本の「岸辺のアルバム」を思い出した。1974年に多摩川堤防が決壊し、19棟の家屋が崩壊、流出した多摩川水害が背景にある話である。それにしても、もし、もっと酷い台風であったら…。川崎側も含めて大きな被害があったに違いない。改めて、自分がみた光景のもつ意味を考えさせられた。


川崎市多摩川河川敷について利用の立場から整備を計画・施策しているが、国土交通省も含めて、恐らく今回の衝撃によって、非常時に備えた施策を考える立場になる。


河川敷はスポーツ施設或いは遊びのエリア更にブルーテント住人と、利用者は多い。筆者もサッカーグラウンド、多目的広場を利用する立場だが、ゴールなどは本当に設置しておくべきものか再度冷静に考える必要がある。


衝撃を、その映像が残っているうちに、対策へ変換する必要がある。


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