マニフェストに数値目標は必要か

数値目標はその数値だけを追うことになりがちである例えば、ISOの認証などは典型的な例である。行政評価もその一例であろう。 結果として表現されるのは数値である。その意味、プロセスの有効性は議論されない。


北川正恭氏(早大マニフェスト研)は広義のマニフェストと狭義のマニフェストとを区別している(「マニフェスト進化論」(生産性出版)P42)。


狭義のマニフェストは理念とそれを実現する検証可能な政策体系(期限、財源、数値)であって必要条件であるが、十分条件を備えていない。広義のマニフェストはその十分条件を引き出す気づきの道具を含んでいる、と論じている。


即ち、数値化は特殊であって、定性化評価を妨げるものではない。また、状況変化は日常的であり、それが政策変更に反映されるのは当然である。大切なことはプロセスにおける気づきである。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川崎市議会マニフェスト・公約を検証する市民の会」のご案内

表題の会を結成し、活動を開始! 詳細「仮設HP」
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/kmk%200-1.html
メンバー募集!関心をもたれている方、メールへ連絡を!
世話人
井坂洋士(高津区在住),小杉敏(高津区在住),小南幹夫(幸区在住),
山下博子(多摩区在住),吉井俊夫(高津区在住) t_yoshii@hotmail.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー