「川崎市議会マニフェスト・公約を検証する市民の会」のご案内(2)

表題の件、昨日も当ブログに掲載しました。今日は我々の基本理念を紹介します。私自身はプロフィールにも書きましたように「技術屋」です。ボランティアで地域少年サッカークラブのコーチをしていて、川崎市自治に関心が向きました。その過程で、素人の市民でも、お互いに少しずつ時間を出しあえば、市政に注文をつけることができると感じています。“自治体のお尻を叩く会”と言っても良いでしょうか。

ここでは理念を紹介します。


川崎市議会マニフェスト・公約を検証する市民の会」のご案内

表題の会を結成し、活動を開始!現在、公式HP立ち上げ中。
関心をもたれている方のご参加宜しくお願いします。


我々はマニフェスト・公約を「検証を前提とした政策体系」として捉えています。
市民に対して投げられたボールを受けとめ、白紙委任の政治文化からの脱皮を!

当会はそのトリガーを志向!

同じ志向をもつ会が分散してでき、ネットを駆使して連携、議会をブッシュ!!
しかし、ブッシュするためには、自らの姿勢も変え、政策をフォロー・検証しよう。


メンバー募集!関心をもたれている方、下記メールへ連絡を!
   t_yoshii@hotmail.com

案内の詳細は、
   http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/ine_mani.html
暫定HPは、
   http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/kmk%200-1.html

世話人 井坂洋士(高津区在住)、小杉敏(高津区在住) 、
    吉井俊夫(高津区在住)

(筆者(吉井)のプロフィールは以下、
 http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/ine_profile.html )


2)基本理念


現在、市政と私たち市民との間に距離があり、市政へ手が届かぬもどかしさを感じることがある。


上下水道や学校・保育園などの社会基盤事業から環境保全まで、市政は市民生活に密接する問題を取り扱う役割を担うことから、その政策は市民生活とのかかわりが深い。更に最近では、国より地方に納める税のほうが多くなり、自治体の質が生活の質にますます直結してきた。


私たち市民は、市議会選挙で議員を選ぶことにより市政に参加し、その意思を政策に反映させることができるはずである。しかし、選挙における公約は個人・会派、精神論・具体論、地域・市全体等がそれぞれ入り乱れ、これが整理されないまま短期間の選挙運動が行われる。


市民として体系化された形で理解できないままで、投票せざるを得ない。従って、選挙後に議会総体として何を政策として約束してくれたのか、うやむやだけが残っているのが現状であろう。


これに対して、政策を重視する市議会選挙を実現しようとする動きとして、先の川崎市議会議員選挙で民主党が市町村議会では先例の少ない会派マニフェストを提案した。また自民党公明党共産党、神奈川ネットはそれぞれ公約を掲げて選挙戦が行われた。このことは国内における地方自治体議会選挙としても注目に値する。


一方、政策を評価する私たち市民は、きちんと評価・選択できているだろうか。たとえば、昨今しきりに「改革」が叫ばれるが、その「改革」の中身が見えなかったり、やもすれば「改革」という言葉だけが流行のように独り歩きしている傾向も見られる。そうなるのは、私たち市民にとって、体系だった政策評価が難しく、その中身を十分に検証・評価しきれていないことに起因する。


従って、政策の選択という選挙の目的を実現するためには、先ず、選挙で提示された政策を、私たち市民の立場から、きちんと検証・評価していくことが重要であると考える。


本会は、私たち市民が政策を検証・評価できる「場」を確立することを目的とする。これによって、私たち市民が互いに協力し、政策とその実現過程を見る眼を高めること、これに基づき、政策選択による選挙を実現すること、更に、議会を通して政策の質を向上させること、を目指す。


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“川崎市の行政・議会”を議論
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html