政治的言語としての“ふるさと”考(6) 〜再度、税を考える〜

昨日のように、ふるさとを政治から切り離し、再度、税について考えてみよう。

税(租税)とは何か、 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%9F%E7%A8%8E

租税とは、公共部門(国、地方自治体等)が、公共サービスを実施するための原資として、民間(住民、法人等)から徴収する金銭他の財貨・サービスである。
公共サービスとは何かを改めて問うまでもない。政治から切り離された“ふるさと”が独自に公共サービスを受けられる根拠はない。多くの他の“ふるさと”と共に公正・公平に同じような公共サービスを受けることが基本である。


「政治的言語としての“ふるさと”考(2) 」

http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/200707018

において、自身の“ふるさと”とおぼしき処を語り、それは東京都ではなく、品川区でもなく、“上大崎何丁目エリア”であると改めて感慨に耽ったとき、それと共に、個人が直接的、経験的に認識できる範囲の狭さを改めて認識したのであった。


好むと好まないとに係わらず、「税」は国、地方自治体等と共にあり、その中に“ふるさと”は存立しないのである。


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“川崎市の行政・議会”を議論
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html