マネージメントサイクル〜不都合な真実〜

先にマネージメントサイクル試案を提案した。
http://d.hatena.ne.jp/goalhunter/20070704


川崎市政策マネージメントサイクル(形式篇)
計画 PLAN    →   実行 DO
  ↑              ↓
改善 ACTION  ←   評価 CHECK(点数主義)
               ↓  ↑↓
               市民 評価委員会


川崎市政策マネージメントサイクル(不都合な真実篇)
計画 PLAN    →   実行 DO     |
  ↑              ↓      壁|←議会
改善 ACTION  ← 実質評価 CHECK  |
壁――――――――――――――――↓―――――――― 壁
             形式評価 CHECK(点数主義)
               ↓  ↑↓
               市民 評価委員会


上の図が通常型であり、四角に配置された言葉に一方向の→がつけられている。川崎市の新総合計画ではこの絵が使われている。


しかし、この新総合計画はH17/4スタート、第1期は3年間である。H17の評価がH18/8に報告、結果は公表されたもののおおむね良好、それ以外のことは何だか良くわからない。結局次の計画は20/4になるのであるから3年間で一回りというなんとものんびりした話である。改善がなされたのかどうかも全く藪の中である。


これを見て何だかおかしい。不都合な真実が隠されている!それは何だ!こういう疑問が頭をもたげてくる。実際はこんなサイクルはないのだ!評価が二重になって切り離されているのではないか?
これを表しているのが、下図、不都合な真実篇である。評価委員会の評価が点数だけの形式主義に陥っているのではないか。結局、官僚による壁が議会も含めて張り巡らされているのではないか。


「HPのトップページに追記しました。“川崎市政との対話”の展開が整理されて、判りやすくなっています」

「メルマガ 第21号(07/07/03)は、「住民による議会マニフェスト・公約の検証2」です。第20号(07/06/23)の前編「住民による議会マニフェスト・公約の検証1」と共にご覧下さい。」


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“川崎市の行政・議会”を議論
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html