美濃加茂市〜立派な行政サービスマニュアルに驚いた!〜

 岐阜県、人口5万人あまり、そのうち1割が外国人であるとのこと、ブラジル人が多いらしい。愛知県豊田市も同じ傾向とのことであるから、トヨタ系の工場労働者であろうか。


見易く工夫されたHPだ!なかで、「ホッとアングル」が楽しい!!
http://www.city.minokamo.gifu.jp/top.cfm


そこでの「行政サービスマニュアル」を職員の方から紹介されたが、それが整理され、かつ、わかり易く立派なサービス体系が記述されていて感心した。
http://www.city.minokamo.gifu.jp/upfile/hp/1/20030321130522/MQ1_service-manual.pdf


市民に対するアンケートについては、それへの回答を含めてHPでも公開。
http://www.city.minokamo.gifu.jp/upfile/hp/108/20030321143933/anke-toIKEN.html


 情報開示として非常に進んでいる。
 市民の意見は個人情報であるので、慎重に取り扱う必要があるが、一方、担当者以外知らないということは広く役に立っていないということになる。

 美濃加茂市では、提言、クレーム、相談等、出し主が特定できない形で、全てイントラで職員に公開しているそうである。これも仕事を進める上では、情報の共有をしていることであり、“縦割り行政”に対する対策となっている。

 従って、全職員の目でチェックされ、未回答「0」を達成!!


 市民サービスに対する意識の高さ、人口5万人で小回りの利く組織、これらを背景にして手本を示していると言えるであろう。


 少し注文もつけておこう。

 HPのトップページに仮称『市民との対話』コーナーが欲しい。
 その中に「行政サービスマニュアル」、「アンケート回答」、「タウンミーティング」等を含み、市民が直ぐにわかるようにしておいて欲しい。「市長」の所に(市民との対話)をぶら下げても良い。ともかく、「市民からの声」が掲載されていることがトップページで判ることが大切であろう。

 現状では、奥に隠れていてフラッとHPをアクセスした市民にその存在が判らず、非常にもったいない気がする。


ところで、130万都市、川崎市のマニュアルはどうなっているだろうか。小難しい規程だけだと、実質は役人の裁量になってしまう。是非見習ってもらいたい。


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html