選挙公報にみる政策の役割〜川崎市議会議員選挙〜

 候補者の政策を確かめるため、川崎市議会議員選挙における高津区選挙公報をみていた。改めて驚いたのは政策が書かれていない候補者の選挙公報があったのだ。それも自民党で顕著であった。詳しくは昨日発行した筆者のメールマガジンを参照して頂きたい。

 http://blog.mag2.com/m/log/0000219072/

 今回の地方自治体議会議員選挙で、自民党が議員数を減らした内在的な理由が判ったような気がした。もともと政策などはなく、「口利き」で地元或いは業界に繋がっているところがベースになっているのが自民党議員の特徴であろう。

 しかし、昨今の地方自治体の課題はそれだけで解決されるものではなくなっており、勢い政策が必要となる。しかし、議員として具体的な政策が打ち出せない現状では「地域に夢を」というような心にもないことしかいえなくなる。狼少年みたいなもので信じてくれる人がいなくなる。残るは取り巻き連中だけになる。これが自民党議員の姿である。


 これを打破し議会の復権を図る試みが議員選挙でのローカルマニフェストである。しかし、これからが勝負処であることは論を待たない。


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html