川崎マニフェスト102項目の行方〜川崎市議会民主党の課題〜
川崎市議会で第1党となった民主党の政策、「川崎マニフェスト2007」102項目はどこに掲載されているのだろうか。民主党神奈川県支部のHPには「川崎マニフェスト2007」のパンフレットは掲載されている。
http://www.dpjr.org/
しかし、102項目はどこにも見あたらない。依頼しないと入手できないのだろうか。パスモではないのだ!最初から心許ない状態であるが、川崎市議会民主党自身が「川崎マニフェスト2007」102項目の意義を十分に認識していないのであれば、何おか況や、である。
議会の会派として、その政策を通して住民への“情報公開”、政策実現過程での住民の“参加”及び住民との“協働”を「川崎マニフェスト2007」102項目を通して実現していくことが、重要なのである。
これによって川崎市議会を地方自治体議会のモデルとしなければ、地方自治体議会でのローカルマニフェスト運動とそれによる改革は潰れてしまうかもしれないのだ。当事者たちは、少なくともその程度の危機感をもって臨むべきである。
そのためには、先ず“情報公開”である。
1)「川崎マニフェスト2007」HPを設ける(議員で担当を決める)
2)102項目を一覧表にして開示する、続いて一次評価する
・例えば行政側の計画にフィット、行政側の計画に+αが必要、行政側の計画にない
・それぞれの項目の困難度、バリヤは何かを分析
3)進捗状況を判るようにする(少なくとも月単位で)
・遅れる場合は理由をしっかりと述べる
4)新着情報で最新情報を提供する
次に政策実現過程での住民の“参加”及び住民との“協働”である。
1)「102項目実現委員会」を議員だけでなく、住民も入れて構成する
2)各議員が定期的に報告会を実施し、住民との討論の機会を設ける
3)有識者による監察委員会を設ける
以上のことを即実行することを提案したい。102項目の実現をモチーフにした議会と住民との交流を進め、それを住民自治のベースにしていく絶好のチャンスである。
HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html