少子化問題〜カルチュアはどのように影響しているか〜

 以前、柳澤文部大臣の発言が問題になったとき、フランスは少子化を克服した、との話を聞いた。以下のブログはそのときの紹介。

少子化対策は「戦略」じゃないよ!」
http://diary.nttdata.co.jp/diary2007/01/20070130.html

 2006年の出産数は前年をさらに上まわり、出生率が2.0に達した。そこで、フランスの出生率が回復したのは、「婚外子を差別しない政策」らしい。出産が増えたのは主に30歳以上の女性であり、婚外児の割合は生まれた子どもの半数近くであった。

 では、日本は、というお決まりの議論になるのだが、
「子どもを産んだ女性が働きつづけることに対する偏見」
「日本の男が働きすぎて家事をしないこと」
「教育費のかかる国」
などなど、問題点は深刻である。

 筆者は、上記の議論を認めつつ、カルチュアの問題として「克服の意思・フランス」、 「なるようになる・日本」との仮説を立ててみた。
 一方、少子化の原因と日仏のカルチュアの違いについて議論された本として、以下を勧められた。まあ、読んでみよう。

『仕事とセックスのあいだ』 玄田有史、斎藤珠里著 朝日新書


HP「散歩から探検へ」に“川崎市政との対話”を掲載
  http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/
MM「探検!地方自治体へ」で“自治体・川崎市政”を議論
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/melmaga_01.html