「行動する議会」へ導く地方自治体議会での質疑例(1)
筆者が少年サッカーのグラウンド不足問題を提起
→行政側が既得権益を変える意思を持たず、重い腰を上げない状況
状況は、H16年度で30倍の格差!
●少年サッカー人口:5,100人 ●少年野球人口:3,400人
●少年サッカー専用施設1箇所 ●少年野球専用施設19箇所
ここで、議員に求めることは、「議員あって議会なし」からの脱皮であり、個別の具体的問題を川崎市政全体の課題として位置づけること、単なる口利きではなく、仕事場としての議会で表現すること
しかし、地方自治体議会議員の多くは市役所に対する「口利き」専門業、そのため、課題が広く住民に共有されず、一部の利害関係者だけが得する。だが、議員選挙にとっては、これが有利。
堀添議員(川崎市・高津区選出・民主党)は市議会で質疑を行い、且つ、筆者に陳情を出すことを勧めた。これは議会での議論を行うための最低限のアプローチである。以下のように広い視野に立った質問であった。
詳しくは、
当方のメルマガ「探検!地方自治体へ」 No.2参照
http://blog.mag2.com/m/log/0000219072/108066649.html
「吉井 俊夫のHP・散歩から探検へ」のなかの
「地方自治体議会を考える」参照
http://www.h7.dion.ne.jp/~as-uw/gikai_0-1.html
・視点の設定…重要な公共資源の公正な活用
①立場を明確にし、現状を規模、予算の面から明らかにすること
②行財政改革の視点から現状への切り込み
③今後の検討方向を示唆し、釘を刺す
行政当局による調査委員会設置へ導いた。これによって具体的な状況を明らかにしたわけで、「行動する議会」の具体例になる。