老人ホーム運営選定に『圧力か』 川崎市議会特別委

ネットで3紙で取り上げられている。東京新聞を引用してみた。
3期目、圧力は様々なところから市長へくるだろう。あとは市長の矜持だけである。


市の特養公募 評価2番の法人選ぶ 2010年03月10日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001003100003

老人ホームの設置・運営法人の選定で2位が”逆転選定”圧力の存在指摘も/川崎
2010年3月10日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003100003/

特養選定に『圧力か』 川崎市議会特別委で市側は否定 2010年3月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100310/CK2010031002000070.html


 川崎市議会の予算審査特別委員会が九日開かれ、民主党市議団の市川佳子議員(幸区)が、阿部孝夫市長に対し、特別養護老人ホームの運営法人の選定をめぐり「何らかの圧力があったのではないか」とただした。
 市川議員によると、二〇〇五年に市有地で特別養護老人ホームを運営する事業者を全国公募した際、最も評価点が高かった名古屋市社会福祉法人ではなく、市内の法人が選定された。市川議員は、名古屋市の法人への聞き取りをもとに「この法人は、当時の健康福祉局長から『地元の有力者の圧力があった』と言われた」とただした。
 菊地義雄健康福祉局長は「選定は総合的な判断によるもの」と答弁した。阿部市長も、その後の記者団の質問に「地元を考慮するよう担当者には伝えたが、圧力などは受けていない」と否定した。
 当時の健康福祉局長(64)は、東京新聞の取材に対し「地元が優先される雰囲気にあることを伝えただけだ」とした。
 また、民主党の粕谷葉子議員(高津区)は、この問題に絡み、阿部市長の政治団体に二〇〇五年、最終的に事業者に選ばれた地元の社会福祉法人の理事長名で百万円の寄付があったことを指摘。「疑義を招くような選定を行うべきではない」と意見した。
 阿部市長は東京新聞の取材に「(理事長は)以前からの支持者で、寄付は選定の謝礼などの趣旨のものではない」と否定した。