川崎市官製NPO法人の問題

民間委託といって、よく見ると実際は市が作った法人・団体あるいは密接な利害関係がある協会等がたくさんある。これもその矛盾の表れであろう。


指定管理者への選定委員再就職問題で年度内に基準見直し/川崎
2010年2月2日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1002020044/
 川崎市阿部孝夫市長は2日の定例会見で、指定管理者の選定委員だった市の元幹部9人が選定先の団体に再就職していた問題について、委員の選定や再就職のあっせんなどのルールを2009年度内にも見直す方針を示した。市総務局は同日、検討作業をスタートさせた。
 阿部市長は「(選定と再就職に)関連性はないが、少なくとも市民に疑問を持たれることのないように見直しをしたい」と述べた。
 一方で「適材適所の観点で、団体から見て適任者ということもある。選定にかかわっていたから(再就職を)やめるというところまでは無理がある」と主張。その上で、「10年度からは退職間際の職員を選定委員から外したり、第三者(外部)の委員を多くするなどの手を打つ必要がある」と早急に見直す考えを示した。