川崎市営地下鉄 4年後に事業計画?現計画は?市長答弁

現計画を差し置いて「電池電車」を計画するらしい。おそらく、環境問題と絡ませて策定するのであろう。
市長選では現計画にまともに答えず、「電池電車」ではぐらかしていたのであるが、それが続くみたいである。
民主の太田公子氏の質問にあるように、鉄道整備事業基金は100億円程度ある。これを取り崩せば高齢者福祉、保育所等に金を回せるはずである。
 

2009年12月9日 Tokyo Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091209/CK2009120902000069.html
 川崎市議会の十二月定例会は八日、本会議を再開し、民主党自民党が代表質問を行った。阿部孝夫市長は市長選で推進を公約した地下鉄計画について、「学識者ら五人の検討委員会で、現計画の検証、電池電車など新技術導入の可能性を検討したい」と述べた。


 民主は太田公子氏、自民は青木功雄氏が、ともに地下鉄計画での考えを尋ねた。阿部市長は、年内の検討委設立を目指して人選を進めているとし、「二年程度かけて検討し、さらに二年程度で事業計画をつくりたい。新技術に関する専門家の意見も随時、取り入れる」と説明した。


 太田氏は、電池電車導入が現計画の構想と大きく異なり、今後の研究進展も不透明なことから「来年度の鉄道整備事業基金の新規積み立てを減額、またはゼロにするべきだ」と主張。これに対し、阿部市長は「予算編成作業の中で調整したい」と答えるにとどめた。